BACK PAGEコンサート情報に戻る  2010年の日記  2011年の日記   掲示板 

コンサート日記2012年



2012年3月24日(土)(1:00pm開演)(3:30pm終演)
新潟オペラスタジオ公演
モーツァルト/コジ・ファン・トゥッテ(女はみんなこうしたもの)
(日本語訳詞、ミニオケ伴奏)
会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館能楽堂
出演:
ドン・アルフォンゾ/野口雅史
グリエルモ/長谷川徹
フェランド/長川慶
フオルディリージ/鈴木規子
ドラベッラ/田辺千枝子
デスピーナ/横田聡子
演出・訳詞/桂木農
指揮:坂井悠紀
合唱:布施菜都美/廣瀬礼乃/川勝美咲/長谷川愛美/新井俊也/小野塚一貴/金澤有希久/高橋翔/福田俊行
ヴァイオリン:井口歩/白井麻也
ヴィオラ:長尾幸
チェロ:瀬高伸一郎
フルート:福田聡子
クラリネット:渡辺菜緒美
チェンバロ:笠原恒憲
(料金:当日自由2500円)
コメント:
 新潟オペラスタジオ公演。能楽堂はほぼ満員に近い観客が入った。オペラスタジオの公演も定着してきた感があります。伴奏も小編成ながらオーケストラが入り、いい雰囲気です。終演後は原語上演を望む声も聞かれましたが、私は日本語での上演を続けてほしいと思います。
2012年2月19日(日)(2:00pm)(3:45pm終演)
クレセントフィルハーモニー管弦楽団第20回演奏会
会場:小金井市民交流センター大ホール
指揮:高野哲夫
曲目:
チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
(休憩15分)
ブラームス/交響曲第4番 ホ長調作品98
(アンコール:チャイコフスキー/くるみ割り人形より「花のワルツ」)
(アンコール:ブラームス/ハンガリー舞曲第1番)
料金:無料
コメント:
 武蔵小金井の駅前再開発で作られた交流センターのホールは、大ホールといいながら570人程度の収容人数。でもステージはフルオーケストラが乗る広さで客席が2階席でもステージに近い作り。これは演劇やダンスなどにちょうどいい大きさかもしれません。一番後ろの席で聞きましたが、それでもりゅーとぴあのCブロック最前列くらいの距離と思います。音響もまずまず響きます。
 クレセントフィルは中央大学音楽研究会管弦楽部のOB・OGが中心となって結成されたアマチュアオケです。今年結成10年ということです。1曲目は良かったけれども、ブラームスで馬脚を現しました。というよりも、弦楽の弱音で始まる曲はアマチュアではかなり不利です。これは選曲ミスでしょう。それにアンコールを2曲も用意するなんてアマチュアのやるべきことではないと思います。案の定、ハンガリー舞曲では途中、リズムが崩壊しかかってしまった。メインの曲もきちんと弾けていないのにアンコールをするのは烏滸がましいというべきです。アマチュアはアンコールなんかしなくてもいいのです。するとしても、メインの曲をもう一回やればいいのです。アマチュアだからできなくてもいい、ではなくて、アマチュアだけれどもここまでやりました、というのを見せてほしいと思います。
2012年2月18日(土)(3:00pm)(4:50pm終演)
NHK交響楽団第1722回定期演奏会Cプログラム第2日
会場:NHKホール(東京都渋谷区)
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
ピアノ:デニス・マツーエフ
コンサートマスター:篠崎史記
曲目:
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調作品23
(アンコール:リャードフ/音楽玉手箱作品32より「おどけたワルツ」)
(アンコール:即興演奏(A列車、キャラバンほか))
(休憩15分)
カルセラ/交響曲第2番 ハ短調作品12(日本初演)
(料金:E自由席1500円)
コメント:
 デニス・マツーエフの演奏は前日のNHK-FMでのライブ演奏も聞いたけれども、やはり生の方が迫力があって良い。特に第2楽章冒頭のテクニックを見せるところなどは特徴が出ていた。アンコールは前日の放送ではたしかペール・ギュントの「山の魔王の宮殿にて」だったけれども、この日はまずコミカルなリャードフの「おどけたワルツ」のあと、今度はジャズの即興演奏と幅広い演奏を聴かせてくれました。アンコールをノセダ師もヴァイオリンの後ろに座って聞いていました。
後半のカルセラは前日の放送を聞いていなかったので初体験。メシアンのような無調音楽だったらという心配は無用なちゃんとした音楽になっていたけれども、全体として特徴のあまりない曲。すばらしく美しい旋律があるわけでもなければ、重いテーマで心に響くわけでもない。なのに第4楽章フィナーレの後に第5楽章エピローグまでついている。日本初演なのも無理からぬ曲ではありました。
2012年1月29日(日)(2:00pm)
ジョン・リル ベートーヴェン三大ソナタ
会場:魚沼市小出郷文化会館大ホール
ピアノ:ジョン・リル
曲目:
<ベートーヴェン>
ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」作品13
ソナタ第13番 変ホ長調「幻想曲風」作品27−1
ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」作品27−1
(休憩15分)
ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」作品57
(アンコール:ベートーヴェン/バガテル 作品126)
(アンコール:スクリャービン/エチュード 作品8−12)
料金:当日3500円
 世界的なピアニスト、ジョン・リルのコンサート。ベートーヴェンの解釈には定評があるということで、プログラムは3大ソナタ+1。いい演奏とは思うけれども、時折ミスタッチもあり、特に「熱情」の最後の方などはちょっと乱雑な印象になってしまった。やはりお年のせいでしょうか、と思っていたら、氏は2000年に自宅で強盗に合い、両手を負傷されたということです。そこからの奇跡的な快復、それは大変なことだと思います。アンコールはしない方と聞いていたので、2曲もアンコールがあったのにはびっくり。東京の公演ではアンコールしていないようです。この日は大雪のためもあってか2階席は使わず、1階席のみ、それも半分ほどの入りでしたが、やっぱり車を飛ばしてかけつけてよかったと思います。
2012年1月15日(日)(5:00pm)(7:00pm終演)
東京交響楽団第69回新潟定期演奏会
会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホール
指揮:秋山和慶
ヴァイオリン:セルゲイ・ハチャトゥリアン
曲目:
ベートーヴェン/交響曲第6番 ヘ長調作品68「田園」
(休憩20分)
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調作品61
(アンコール:コミタス/アプリコット・ツリー)
コメント:
昨年の茂木大輔さんのレクチャーコンサートで解説されたベートーベンの田園交響楽と、ヴァイオリン協奏曲の二本立て。指揮者は秋山和慶師。このひとの指揮はいつまでも若々しく軽快であり、パストラル・シンフォニーにふさわしい明るさがあります。そして圧巻だったのはセルゲイ・ハチャトゥリヤンのヴァイオリンによる協奏曲。この曲は何度か聴いたことがあるのですが途中退屈になって寝てしまうことが多いのですが、この日は違った。技巧的にも素晴らしいと思うのですが、特に第二楽章のしん、と静まり返った静謐な演奏には感銘を受けました。アンコールのコミタス/アプリコット・ツリーはアルメニアの民謡を素材にした曲だそうで、非常に繊細で透明感のある曲です。ハチャトゥリアンが好んでアンコールに弾いている曲のようです。とにかく大満足の演奏会でした。